12月13日(金)より
企画展「寿!-KOTOBUKI-能画コレクション」
を開催いたします。
江戸時代、加賀百万石の大名前田家のもと高度な武家文化が
花開いた金沢。なかでも能楽は武士の嗜みとして手厚く保護
育成され、のちに「加賀宝生」と称されるほど広く浸透しま
した。明治維新による幕藩体制の終焉は一時の衰退をもたら
しましたが、加賀宝生中興の祖・佐野吉之助をはじめとする
能楽愛好者らの尽力により、「謡が降る街、金沢」の伝統が
受け継がれました。
当館は加賀宝生に伝わった能道具をコレクションの母体とし、
以来、能楽に関する貴重な資料の収集・保存・展示を重ねて
います。
このたびは新たに寄贈される品を含め、所蔵品のなかから
高砂や翁の演目を描いた寿の能画を中心に展示いたします。
【会 期】令和6年12月13日(金)~令和7年3月9日(日)
【開館時間】10:00~18:00(最終入館17:30)
【休 館 日】毎週月曜日(休日の場合は翌平日)
年末年始(12月29日~1月3日)
【料 金】一般・大学生 310円
65歳以上 210円
高校生以下 無料
団体(20名様以上) 260円