12月9日(土)より、
企画展【Kanazawa Noh Museum
COLLECTION 2023】を開催いたします。
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江戸時代、加賀百万石の大名前田家のもと
高度な武家文化が花開いた金沢。
なかでも能楽は茶とともに武士の嗜みとして
手厚く保護育成され、のちに「加賀宝生」と
称されるほど広く浸透しました。
明治維新による幕藩体制の終焉は一時の衰退を
もたらしましたが、加賀宝生中興の祖・佐野吉之助を
はじめとする能楽愛好者らの尽力により、
「謡が降る街、金沢」の伝統が受け継がれました。
当館は加賀宝生に伝わった能道具を
コレクションの母体とし、以来、能楽に関する
貴重な資料の収集・保存・展示を重ねています。
このたびは新年の干支である<龍>をテーマに、
能に登場する龍王や龍女などを
能面や能装束とともにご紹介します。
役柄のエッセンスを凝縮させた究極の造形美を示す能面や、
染織技術の粋を極めた絢爛豪華な能装束など、
日本が誇る能楽文化の美意識を感じていただければ幸いです。
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開館時間:10:00~18:00(最終入館17:30)
会 期:令和5年12月9日(土)~令和6年3月10日(日)
休 館 日:毎週月曜日(休日の場合は翌平日)、
年末年始12月29日(金)~1月3日(水)
料 金:一般・大学生 310円
65歳以上 210円
高校生以下 無料
団体(20名様以上) 260円
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