特別展 狂言面・狂言装束の粋と山科理絵が描く狂言画 開催のお知らせ
特別展 狂言面・狂言装束の粋と山科理絵が描く狂言画
期間 2019年4月20日(土)~8月25日(日)
※前期・後期で展示替えを行います。
前期:4月20日(土)~6月23日(日)
後期:6月29日(土)~8月25日(日)
※休館日:毎週月曜日(但し、祝日の場合は翌平日)
※展示替え休館日:6月25日(火)~28日(金)
このたび、金沢市文化ホールリニューアル記念公演・新作狂言「鮎」と連携し、特別展<狂言面・狂言装束の粋と山科理絵が描く狂言画>を開催いたします。
池澤夏樹原作の新作狂言「鮎」は、白山周辺から金沢を舞台に、自然と人間の調和と相克が、詩情豊かに表現されています。そして演出・補綴を手掛けた野村萬斎は、江戸時代の加賀藩町役者にルーツを持ちます。
この金沢にゆかりの深い狂言にちなみ、本展覧会では、公演のメインビジュアルを描いた現代の絵師・山科理絵の狂言画と、そのインスピレーションの源となった狂言面や狂言装束をご紹介します。
山科作品は、繊細な筆致と幻想溢れる画風が特徴です。本展にて6点の新作が初公開となります(前・後期あわせての予定)。
前期は国立能楽堂の名品、後期は北陸ゆかりの貴重な能道具とともにお楽しみください。愛らしくユーモラスな狂言面や、軽妙洒脱な染文様が魅力の狂言装束から、現代に通じる洗練された美意識を感じて頂ければ幸いです。
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◆関連イベント◆
■新作狂言『鮎』池澤夏樹講演会
日時:2019年5月12日(日)14:00~
会場:金沢能楽美術館3階
料金:無料(当館観覧料が必要です)要予約
予約:4月23日(火)10:00より電話にて受付開始
定員:先着100名
■学芸員による能楽ギャラリートーク
日時:2019年6月1日(土)14:00~ 約40分
会場:金沢能楽美術館1・2階
料金:無料(当館観覧料が必要です)予約不要