11月7日(木)より
企画展「能面の継承―時代を繋ぐ写し面―」
を開催いたします。
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観阿弥・世阿弥親子が能楽を大成させた室町時代以降
能面は舞台演出の中心として魅力的に見えるよう数多の
面打ち師によって創意工夫がなされました。
江戸時代に円熟期を迎えた能楽は、庇護する大名の意向もあり、
芸の型を学び「写す」ことが中心となります。
能面も特に優れたものを「本面」とし、
造形、彩色、傷跡、雰囲気その全てを写しとれるよう
制作することが面打ち師の本分となり、
その精神性は現代まで継承されています。
今期は宝生会所蔵の優れた能面を軸として、
「加賀 宝生」の地に残る加賀藩前田家ゆかりの写し面、
現代 能面作家後藤祐自の写し面を揃えて展示いたします。
また伝説の面打ち師、赤鶴が制作した浮木般若の特徴を伝える
希少な写し面を三面一堂に展示いたします。
時代を超えて守り継がれる能面を通して、作家個々の感性と
様式美の両面を感じていただく機会となりましたら幸いです。
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会 期:令和6年11月7日(木)~12月1日(日)
開館時間:10:00~18:00(最終入館17:30)
休 館 日:毎週月曜日(休日の場合は翌平日)
料 金:一般・大学生 310円
65歳以上 210円
高校生以下 無料
団体(20名様以上) 260円
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◇関連イベント
ギャラリートーク「能面の写しと修復」
宝生会所蔵の能面修復などに携わる
現代能面作家、後藤祐自氏に解説いただきます。
日時 2024年11月10日(日)14:00~15:00
会場 2階展示室
参加料 無料、ただし要観覧料
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また、併せて3階特設会場では
「第16回現代能面美術展」に応募いただいた作品を展示します。
こちらもぜひ足をお運びください。